ナイトブラの種類と効果について

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ナイトブラと普通のブラの構造比較

ナイトブラと普通のブラの構造比較

寝ているときにはブラを付けないという人は、多いのではないでしょうか。しかし身体を横たえるとバストが脇や頭の方に流れて形が崩れる原因になるだけでなく、バストアップのためにもよくないようです。そこで寝ている間のバストケアのために「ナイトブラ」というものがあります。ここでは普通のブラとの違いをまとめてみました。

●ナイトブラと普通のブラの構造比較表
ナイトブラ 普通のブラ
スポーツブラタイプで、すぽんと被るものが多い 色々なタイプがある
ワイヤー ノンワイヤーが主流 ワイヤー入り、ノンワイヤー
ホック ないものがほとんど バストの中心か背中側にあり
肩ストラップ 幅が広めで多くのものは調節不能 幅は狭め、長さが調節できるものが多い
カップ 左右のバストをすっぽりと覆うタイプ 色・形、カップの深さ(深め、浅め)など様々
アンダーベルト 幅は均一で太め 脇部分から背中にかけて徐々に細くなっている
デザイン シンプルからセクシーまであるが、 種類は多くない 種類が豊富

ナイトブラはバストの形が崩れないようにサポートしつつも、身体を締め付けすぎず安眠を妨げない構造になっているのが特徴です。

ナイトブラでバストアップできるメカニズム

では寝ている間のナイトブラは、バストアップとどんな関係があるのでしょうか。残念ながら、ナイトブラがバストを大きくしてくれるという直接的な効果はないようです。しかし普通のブラジャーを何のために着用しているのかを考えれば、ナイトブラの有用性が見えてきます。

まずは普通のブラジャーの付け方をおさらいしてみましょう。

1. 少し前かがみになりバストをブラのカップで覆うように着用し、ホックを留める。

2. ワイヤーの下を片手で抑え、もう片方の手をカップに突っ込みバストを寄せる。

3. 身体を起こしてストラップの長さを調整する。

4. カップの脇に脂肪がはみ出していないか確認し、はみ出している場合は詰め直す。

このようにブラはバスト周りの脂肪をカップ内にキープさせることで、理想のバストに近づけるために着用します。また「周りの脂肪をバストの方に寄せてキープすると、バストの一部として定着する」という説もあります。ならば寝ている間にもバスト周りの脂肪をカップの中に寄せた状態でキープすることで、バストアップの効果があるかもしれません。

痩せ型の女性はナイトブラの効果を実感しにくい?

痩せ型の女性はナイトブラの効果を実感しにくい?

脂肪をナイトブラのカップに寄せてキープすることでバストアップを狙えるのは「寄せる脂肪がある人」に限ります。具体的には脇の下、二の腕、お腹、肩甲骨周りからバストの方へ脂肪を寄せられる人です。ということは、ナイトブラは痩せ型でもともと脂肪が少ない人にとっては、バストアップの効果はあまりないようです。

しかし、痩せ型の人がナイトブラをする意味は全くないというわけではありません。痩せ型の人でも「バストが離れている」とか「バストが垂れてきた」という悩みを持つ人は多いはず。ナイトブラは寝ている間のバストを理想の形にキープしてくれるので、そんな悩みを解消する一つの方法となるでしょう。

またナイトブラには、美しいバストの形を維持するために大切なクーパー靭帯を守る効果もあります。クーパー靭帯はゴムのような組織で、バストの脂肪を上に引っ張り上げる働きをします。クーパー靭帯は睡眠中の寝返りなどでも伸びてしまうほどデリケートな組織ですが、ナイトブラを着用することによって守ることができるのです。

痩せ型の人にとってのナイトブラは、バストアップというよりはバストの形の維持に効果を発揮してくれそうです。

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